外から帰って来た時の手洗いや、夜の歯磨き、朝の身だしなみチェックなど、一日に何度も使用するのが洗面所。
日常生活ではあまり意識することはありませんが、家にある蛇口の中でも、使用頻度がダントツで高いのではないでしょうか。
そんな洗面所だからこそ、水漏れや洗面台の鏡の割れ、床の腐食といった老朽化が進みやすくなっていることも。
約10年~20年が洗面台の取り換え目安にもなっていますので、古い設備をそのままにしておかず、快適な洗面所につくりかえましょう。
湿気がこもりやすい場所ですので、湿気に強い壁紙や床材に張り替えたり、乾燥機を設置するリフォームも人気です。
ここがポイント!洗面所リフォーム
◆収納スペースの確保
タオルや歯ブラシ、カミソリ、化粧品のボトルや洗剤など、小物類が多いのが洗面所の特徴。
洗面ボウルの前にズラリと小物が並んでいる……なんて状態にならないよう、収納力がたっぷりある洗面台に取り換えましょう。
またドライヤーや髭剃りを使う時のことを考えて、コンセントを確保しておくことも重要です。
◆湿気対策を万全に
お風呂場と隣り合っているなど、湿気のこもりやすい洗面所。
築15年程度になってくると、洗面所の床下が腐食してくることもありますので、タイルやクッションフロア、耐水フローリングなど、湿気に強い床材への張り替えをオススメします。
同様に調湿機能のある壁紙をチョイスしておくと安心です。
◆家事室としての使いやすさ
洗濯室や脱衣所と共用になっていることの多い洗面所は、使いやすさが重要なポイント。
リフォームプランを考える時は、洗濯物を入れておく場所の確保や、干場への移動がしやすいような動線づくりも視野に入れておきましょう。
また、照明は明るめにしておくと、夜に洗濯した時も、汚れがハッキリ見えて便利です。